主宰
保科眞智子(宗眞)
Machiko Soshin Hoshina
茶道家、裏千家教授(日本語/英語)、アートプロデューサー
大使館やサミットなど国際的な場面にて茶会を多数主催。
日本文化の継承と国際親善を目的に、茶道を通じた文化活動を展開。
また、グローバル時代における茶の湯文化の研究、異業種とのコラボレーションを多数プロデュースし、日本文化の魅力と可能性を世界に発信。
後進の育成のため、次世代が茶の湯と出会う場をつくり、国際人としてのアイデンティティ形成を支援。
日墺友好150周年記念事業「ロースドルフ城古伊万里再生プロジェクト」発起人・代表
現在は、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻研究生であり、三児の母も務める
来歴
1972年、東京生まれ。生家は旧大名、旧子爵保科家。
代々が茶の湯をたしなむ環境で育ち、古典に親しむ。
幼少期は米国で過ごした後、小学校から高校まで学習院に進学。
高校時代は豪州へAFS交換留学をし、この経験が、日本文化発信の原体験に。
大学は、慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻を卒業。
卒業後、徳川美術館勤務。
三児のママとして18年間専業主婦の後に起業し現在に至る。
また、2023年より東京藝術大学大学院に入学し、国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻研究生に。
戦国武将保科家、高遠藩祖、上総飯野藩主13代次女。会津藩祖保科正之公末裔。
北白川宮能久親王玄孫、16代徳川家達公玄孫、徳川家康公19親等。曾祖母・保科武子(旧宮家・香淳皇后女官長)、祖母・保科順子(徳川宗家・水墨画家)、母(茶道家)に大きな影響を受ける。
茶歴35年。
裏千家15代千玄室大宗匠が掲げる「一盌からピースフルネス」の理念に感銘を受けて直門となる。
裏千家名誉師範森宗明氏に師事し、茶道と和の心を英語で伝える稽古を重ねる。
大使館や国際会議、法人研修など、のべ5000人に日英バイリンガルの茶道体験を提供。
2023年秋、シェーンブルン宮殿にて記念茶会を開催。
関西・大阪万博2025オーストリアPR招聘アーティスト。
ウィーン応用美術大学、ウィーン工科大学と共同中。
茶道の経験を活かし、日本文化を国内外に伝えるアートプロデューサーとしても活躍。
茶会
シェーンブルン宮殿 茶会 / ウィーン工科大学(2023)
在オーストリア日本国大使公邸 茶会(2023)
ロースドルフ城 凱旋茶会/ウィーン応用美術大学(2023)
ONCE UPON NOW 1873-2023,ヨハンナ・リードル/東京藝術大学、駐日オーストリア大使館(2023)
日仏友好160周年ジャポニスム2018・ARETheパリ記念茶会(2018)
世界科学館サミット2017 茶会 / 日本科学未来館(2017)
ジャパンエキスポ・プレミアム2017スリランカ(2017)
ほか
寄稿
東京藝術大学大学院 GAジャーナル vol.5 (2024)
淡交(2021.4)、三田評論(2020.10)ほか
学会
文化経済学会、日本文化政策学会、MHB学会、茶の湯文化学会
講師
上智大学非常勤講師
国際茶道文化協会英語茶道教室講師
(公財)国際茶道文化協会 英語茶道教室 (2022〜)
(株)淡交社「英語DE茶の湯」講座(2022〜)
おもい thought
日本の人は古より和を尊び、自然に寄り添う暮らしを続けてきました。多くの智慧が詰まった日本文化には、時代を越えた普遍的な教えがあります。そして、それらは「茶の湯」に凝縮しています。
いま、日本文化を愛する人が世界に広がっています。真の豊さを求めて「茶の湯」を愉しんでみませんか?
保科 眞智子