このたび、私たち「ロースドルフ城古伊万里再生プロジェクト」は、2025年大阪・関西万博のオーストリア館にて、期間中常設展示されることとなりました。
展示は、オーストリア政府の正式な要請により実現したもので、パビリオン内の大型スクリーンには、これまで育まれてきた友情と文化交流の軌跡が映像として流れ続けます。また、ハプスブルク家の所蔵品とともに、ロースドルフ城で大切に守られてきた古伊万里の陶片も、3D映像で蘇ります。
10年前、ひとつのお茶会で出会ったオーストリアのピアッティ家と、壊れた陶磁器。その価値に気づき、平和の象徴として守り続けた方々の思いに、改めて深い敬意を抱いております。
このプロジェクトの歩みが、国際的な舞台で多くの方に届くことを嬉しく思います。ご来場の際は、予約不要のオーストリア館をぜひお立ち寄りくださいませ。
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