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ロンドン発トレンド誌『MONOCLE』に記事を掲載いただきました。|茶蓮 - 英語で茶道体験 - 保科眞智子

このたび、ロンドン発のライフスタイル誌『MONOCLE』の大阪・関西万博2025 オーストリア特集号にて、「古伊万里再生プロジェクト(ROIP)」についてご紹介いただきました。思いがけず国際的な場で取り上げていただき、大変ありがたく思っています。
 
数年前、ウィーンで出会ったのは、破損したまま大切に保管されていた古伊万里の陶片でした。
戦争で壊されながらも、伯爵家が80年もの間、その破片を手放さず平和への希望として守り続けていたことに強く心を打たれました。

 
その姿に、日本の「侘び」「寂び」に通じる精神を感じたのです。
この出会いから「ROIP」が始まり、修復や展覧会を重ねてきました。2020年には大倉集古館をはじめ全国各地で展示することもでき、多くの方にご覧いただく機会となりました。
 
現在も活動は続いており、2025年の大阪・関西万博ではオーストリア政府の要請でパビリオンに出展します。
その際、茶会も開催する予定です。壊れたままの古伊万里の美しさ、そこに宿る記憶、そして未来への創造をこれからも丁寧に伝えていけたらと思っています。
 
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